概要#
2025年秋の応用情報技術者試験に合格しました。このメモではその振り返りをしていこうと思います。 前提としては、自分は応用情報技術者試験前に基本情報技術者試験とCCNAに合格済みだったので、 資格勉強に多少慣れた状態で臨んでいます。
メモの構成#
- 応用情報技術者試験の概要
- 実際に自分が実行した勉強方法(午前)
- 実際に自分が実行した勉強方法(午後)
- 応用情報技術者試験の結果
- もう一度応用情報技術者試験を受験するならどうする
応用情報技術者試験の概要#
応用情報技術者試験は午前問題と午後問題の2部構成で、両方とも60点以上で合格です。
| 区分 | 問題形式 | 補足 |
|---|---|---|
| 午前 | 4択の選択式問題(80問) | 3分野から出題:ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系 |
| 午後 | 記述式 | 情報セキュリティ(必須)+ 4分野を選択して解答 |
詳細はIPA公式:応用情報技術者試験を参照
午前と午後で求められる力の違い#
| 区分 | 求められる力 |
|---|---|
| 午前 | 知識の広さ・暗記。過去問演習を繰り返せば合格ラインに達する |
| 午後 | 概念の深い理解・応用力。キーワードを理解した上で問題形式に慣れる必要がある。 過去問より自分なりの解法パターンやコツを見つけられるようにしておく。 |
実際に自分が実行した勉強方法(午前)#
応用情報技術者試験過去問道場をひたすら繰り返します。 利用した応用情報技術者試験過去問道場はこちら
- 演習範囲はR6秋〜H29春まで(約15回分)
- 演習中に知らないキーワードや理解が曖昧な概念があった場合は、合格教本(技術評論社)で学習 令和07年:応用情報技術者合格教本
- 通勤時間や空き時間を利用して、少しずつ繰り返し演習していました。
- 先に過去問に挑戦して、後から合格教本を確認という流れです。
実際に自分が実行した勉強方法(午後)#
応用情報技術者試験過去問道場より過去問を演習 知らないキーワードの深掘りや自分なりの解法パターンを見つけて整理しておく。
演習範囲はR7春〜R2秋まで(約10回分)
こちらも知らないキーワードなどがあれば、合格教本(技術評論社)で深堀り
どうしても解説などがしっくりこないのであれば、NoteBookLMやGeminiなどに問題を読み込ませて、「小学生へ教えるつもりで解説して」などというようにAIに解説または、壁打ち相手になってもらいました。
解法パターンの例:経営戦略
- 出題されている会社の抱えている問題を正確に把握する
- 頻出フレームワーク(PPM、SWOT等)の概要を覚えておく
- 問題文の情報をフレームワークに当てはめて解答する
午後問題の分野選択#
実際に各分野の過去問を2回分解いて、自分にしっくりくる分野を選びました。 ネットワークは一般的にはおすすめされない分野ですが、CCNAなど過去に ネットワーク関連を学習していたため個人的に苦にならなかったです。
午後問題の選択基準はいろいろあると思いますが、実際に過去問演習をして、 解きやすい分野を選んでよいと思います。 このとき、7~8分野を勉強しておいて、本番では簡単そうな5分野を選べるようにしておきましょう。
- 自分が実際に選択した分野
- 情報セキュリティ(必須)
- 経営戦略
- ネットワーク
- プロジェクトマネジメント
- システム監査
自分の実際の結果 + 勉強時間#
試験結果#
- 試験日:2025年10月12日(日)
- 結果:合格
- 午前得点:86.25点
- 午後得点:78.00点
総勉強時間:213時間32分#
- 午前と午後の勉強時間の割合は概ね、7:3。
- 6月から少しずつ勉強開始(6月時点で18時間)
- 9・10月に追い込みをかけました(9月:83時間 / 10月:61時間)
- 勉強時間は「Toggl Track」というアプリで管理
もう一度受験するならどう勉強するか#
時間配分を50:50にする 実際は午前:午後 = 7:3 で午前に偏っていました。 午前問題は過去問で効率的に点が取れるため、午後問題にもっと時間を割くべきでした。 午前で7割取れるようになったら午後に移行してもよいと思います。
午後の分野は7〜8分野を勉強しておく 前述ですが、事前に多めに勉強しておくことで、当日は簡単な問題を選択できる余地ができます。 (本番では5分野を選択)
通勤時間や休み時間などのスキマ時間を活用する スキマ時間だけでもまとめると結構な勉強時間になるので、馬鹿にできないです。 特に午前問題はスキマ時間で演習しやすいので、この時間で勉強したほうがよいと思います。
最初から過去問に取り掛かる 参照書などを読み込んでから過去問では、時間効率が悪いと思います。 過去問を繰り返すとわかることですが、「この問題何度も出てくるな」や「このパターンは他の過去問でも応用できるな」など、過去問から得られる情報は多いです。この情報は本番の試験でも使えるので、早いうちに過去問に挑戦して、重要度の高い分野や問題、パターンを学習したほうがおすすめです。
まとめ#
正直、自分が応用情報技術者試験を受験したときは自信がなかったです。 特に午後問題の勉強時間が不足しており、十分な対策ができているとは言えない状態でした。 応用情報技術者試験は範囲が広く、基本情報技術者試験の内容を踏襲しておりますが、難易度は高くなっています。 範囲が広く、難易度も高い試験となると勉強時間のペース配分が難しくなります。(実際自分もペース配分については失敗していました。) ただ、各分野の基本的な知識をしっかり理解して、過去問を繰り返し取り組めば、本番でも合格点をとれると思います。 やるべきことが多岐にわたる試験でしたが、良い経験だったと振り返って思っています。 このメモがこれから受験する人たちの一助になれば幸いです。