今日学んだこと#
Route53でドメインを購入する手順と、購入時に注意すべきポイントを学びました。
学習内容#
Step 1: ドメイン名の検討#
Route53で購入可能なTLDと価格を確認します。 (Route53の「ドメインを登録」画面にて料金表を確認できます。:2025年12月時点)
| TLD | Route53価格 | 検討結果 |
|---|---|---|
.com | $15/年 | ✅ 認知度最高、直接購入可能 |
.tech | $40/年 | ❌ 高め |
.io | $71/年 | ❌ 高め |
注意:.devはRoute53で取り扱いがありません。
Cloudflare等で購入してRoute53にDNS移管が必要になり、手間が増えます。
Step 2: ドメイン購入#
- AWSコンソール → Route53 → 登録済みドメイン → ドメインの登録
- 希望のドメイン名を検索
- カートに追加 → チェックアウト
- 以下の項目を設定:
| 項目 | 推奨設定 | 理由 |
|---|---|---|
| プライバシー保護 | 有効 | WHOIS情報を非公開にする |
| 自動更新 | 有効 | 更新忘れによるドメイン失効を防止 |
| 期間 | 1年 | - |
- 購入手続きを実行
Step 3: メール承認#
購入後、以下のメールが届きます。内容を確認して承認してください。
[Action Required] Verify your email address for xxx.com
注意:承認メールが迷惑メールフォルダに入っていることがあります。(自分もそうでした。)
Step 4: 確認#
Route53 → ホストゾーン で、購入したドメインのホストゾーンが作成されていることを確認します。
初期状態ではNSレコードとSOAレコードの2件が登録されています。これは正常です。
Terraform管理範囲について#
ドメイン購入はTerraformで管理できません。
| 対象 | Terraform管理 | 理由 |
|---|---|---|
| ドメイン購入 | ❌ 不可 | 一度きりの操作、連絡先入力が必要 |
| ホストゾーン | △ 参照のみ | 購入時に自動作成される |
| DNSレコード | ✅ 管理可能 | A, CNAME, ACM検証レコード |
まとめ#
- Route53でドメイン購入は数クリックで完了
.devなど一部のTLDはRoute53で購入不可- プライバシー保護と自動更新は有効にしておく
- 承認メールが迷惑メールに入ることがあるので注意
- ドメイン購入はTerraform管理外、DNSレコードはTerraformで管理可能