書籍情報#
- タイトル:科学的根拠に基づく最高の勉強法
- 著者:安川 康介
- 出版社:KADOKAWA
- 発売日:2024/2/15
本書のCh.1とCh.2を中心にまとめた読書メモ。
結論:最高の勉強法は「連続的再学習」#
本書が提唱する最高の勉強法は 連続的再学習 である。
連続的再学習 = アクティブリコール + 分散学習
この結論は、ダンロスキー教授による勉強法の報告書やブルームタキソノミーなどの研究に基づいている。
効果が低い勉強法#
以下の勉強法は効果が低いとされている。
- 再読
- ノートへの要約
- ハイライト
なぜ効果の低い方法がメジャーなのか?#
原因は 「流暢性の誤謬」 にある。
- 実感としては効果があるように感じる
- しかし実際のテスト結果は向上していない
- または個人差が大きい
一方、アクティブリコールや分散学習は実感が薄いものの、テスト等で実際に結果が出ている。
実感に惑わされず、本当に効果のある方法を選ぶべき。
キーコンセプト:望ましい困難#
脳に負荷をかけて「望ましい困難」を作り出すことがポイント。インプットだけでなくアウトプットの重要性を認識することが大切。
自分の実践プラン#
- NotebookLMでフラッシュカード作成 - TILとして書いている技術ブログを読み込ませてフラッシュカードを生成する
- 白紙から書き出す - ヒントが少ない状態から回答を再現する
- ゴール提示型ハンズオン - ゴールだけ示して、可能な限りヒントなしで実践する